ご挨拶
中小企業を取り巻く環境は急激に変化しています。
国内では金融緩和が継続するなか、中小企業にとっては「実感なき景気拡大」が進んでいます。また本格化する高齢化社会に向けた社会保障費の負担増や若手社員の採用難といった新たな問題も発生しています。一方、海外に目を向けると緊迫する国際紛争問題をはじめ、従来にも増して海外での事業リスクが増大している状況にあります。
このようななかで多くの中小企業がアジア地域を中心に海外市場への進出を行っています。
成熟化する国内経済と不安定化する国際情勢のなかで、今後は選択と集中を続けながらも長期的には海外事業を拡大していくことが、大企業に限らず中小企業においても生き残りの重要なファクターとなっています。
このような時代において会計事務所はどのような役割を果たすべきなのでしょうか。
中小企業の経営者は複雑化する国内外の問題に日々直面しながら事業運営を行っています。
当事務所では、経営者と同じ目線に立ち、専門家としての経験・能力を活かしながら顧客と一緒に問題解決をしていく、という役割が求められているのではないかと考えます。
具体的には、
-適時・適切な会計情報の作成
-税務コンプライアンスの向上
-適切な経営管理体制の確立
-円滑な資金調達を通じた財務健全性の向上
といった経営課題の実現に向けた支援をさせて頂きます。
また、当事務所は長年にわたり中小企業の海外進出コンサルティングを行ってきた若手専門家を中心に設立された事務所です。中小企業の目線で必要とされるアドバイスを提供し、海外展開する中小企業経営者の良き参謀役として、健全な海外事業の発展の一助となれるよう側面支援をしてまいります。
2017年9月
ミナト国際会計事務所
公認会計士・税理士 上村 雅幸